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The.Last.Days
大陸の旅・東へ
メタリックシルバーに輝きて、照らす太陽の光りの
加減でホワイトにも見える飛行艇で…

その大陸を巡るのであった
マリーチィーさんは
サーシェさんに伝えたのでした。
「大陸の東を巡りながら
緩やかに行きましょう!」
「眺めの素晴らしい
海岸線がある入り江へ」

「あの海岸にはザトウクジラが今の時期は見れるから!」


サーシェさんが返事をする
「はい、了解致しました」
「あっ、途中に寂れた
遺跡と小さな海沿いの街
も通過途中にありますね!」

マリーチィーさんは顔を
キッとしかめて

「あぁ…あの地は…」

「そうですな…街には!
居住区には立ち寄りましょう。」
と口から言葉をつぶやく


裕美子が眺める景色は
あまり人間を寄せつけそうにもない大地と
霧のかかった山々と巨樹
の鬱蒼と茂る土地の自然の姿が…

飛行艇の横を過ぎてゆく


マリーチィーさんは
「途中の居住区によって
から、海の方に出ましょう!」

そびえ立つ山々と
蛇行し流れゆく川の流れも
あまりにも広大で目に映るのは…ほんの大陸の一部なのでしょう!

そそり立つ絶壁と雲が
取り巻き霧が発生している自然の地けい。

その横の緩やかな傾斜な
地形をくだるのでした。


裕美子は眺めて
「圧巻だよねぇ〜♪
すごーい!すごーい!
自然って偉大だよね!」

「ホントに自然は大切に
しないといけないよね…
うん」とつぶやくのです。

サーシェさんがいいます。
「そうよ…自然と共に
私たちの文明も科学もあるのよ!」
「この星の自然から武器
を造り自らまでも破滅に
導いたらいけないのよ!」

マリーチィーさんは
「………そうだね!」
と、静かにつぶやくので
あった。

裕美子は外の景色を
ながめながら物思いに
ふけっていた。


やがて石の壁で辺りを
囲まれた集落ともいえる
地域に入ってきたようです

大小さまざまな多面体の石で複雑に構成された感じの
東西南北と積み重ねた三層の防壁の居住区らしい

その防壁は高さ約4メートルはあろうか?
屏風のように整然と並べられている。

裕美子は眺めてから
いいます。
「石をうまく積み重ねた
都みたいですねえ!」

「石を積み重ねて階段状
のピラミッドみたいな
建造物が?いくつもあるよ!」

そこは…きわめて整然と
していて現代都市風にも
見える。

ただ…精巧な石を積み上げている建造物である。

石と石との間には
セメントのような白い物質があり接着をしてるのだろうか?

いくつもの低い丘に立ち
並ぶ住居らしい。

マリーチィーさんは
「あぁ、台形のは居住の
場所とさらに高い建築物
はこの街の神殿ですね!」
「この居住区は四角形の
土地を区切り外側には
防壁になっているのですよ!」

背後には霧を取り巻く
山々と居住区のすぐ側の外を流れる大きな川と四方
を囲む壁…

海岸に流れ込む川の流域
の自然の地勢(ちせい)を
利用した港があった

そこは…船のドックを兼用する中規模な港だった。






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あきゅろす。
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