裏地球史ミステリー ナンマドール(2) 文字による記録はないものの、島民に伝わる民話や伝承は豊富で興味深いものがある。 「南東の海からオシルバ・オルサルバという兄弟がやってきてナンマドールを作ったが、途中で場所を変更する。 島の高所から見下ろしたところ海底にいにしえの神々の都が見えた。 そこで、その上に作り直した。」 「巨石は、島の反対側から魔法で空中を飛ばして運搬した。 運河は竜が堀り進めた」 よくある民話・伝承の類いとも思えるがナンマドールの場合上記の話しが調査によって裏付けられた。 まず、海底にあると伝えられる、いにしえの都は、1980年にオレゴン大学の考古学者のアーサー・サックス博士のチームがそれらしきものを見つけました。 潜水調査の結果、サンゴや貝殻に覆われた水深20〜30bの海底から巨大な石柱や石の門石版などが出てきたのである。 こうした事実をふまえて単なる伝承とされていたことが「ナンマドール遺跡の下には、太古の遺跡が沈んでいる」と公にも認められるようになった。 また、巨石を運搬した話についても、調査の結果、遺跡を構成する玄武岩を切り出した場所が、島の反対側にあることがわかった。 海上を24キロも移動しなければならない場所であります。 ナンマドール遺跡のあるポンペイ島は、日本と関係の深い時期があった。 第一次世界大戦から第二次世界大戦のあいだの一時期、日本が委任統治していました、そして、この時期にも奇妙な伝説が残っている。 一つは水中の遺跡から真珠などの宝石やプラチナでてきた棺などが見つかったという話。 もう一つは身長2メートル以上の巨人の骨を掘り出したという話し。 どちらも、当時の日本人が発見したと言い伝えられていますが、残念ながら日本には当時の資料が残っていない。 物的証拠がないため推測の域を出ず単なる伝承だと思われるが… しかし言い伝えと合致する奇妙な証拠の数々はありますから。 もしかするとこの地には海底に沈んだムーの都市がありそれを知る民族(末裔)がその栄華を偲んで同じ場所に人工の島を建設した… かもしれません。 [*前へ][次へ#] [戻る] |