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裏地球史ミステリー
レムリア大陸
『レムリア大陸』インド洋に沈んだ幻想の大陸‥‥。
アフリカ東南部に浮かぶマダガスカル島には、レムールと呼ばれる猿がいます。
この島に初めて上陸したヨーロッパ人はキツネとサルとリスあるいはネコとクマをかけあわせたような、その奇妙な姿に驚いた。

すぐ隣り合わせのアフリカ大陸には、そのようなサルはほとんど見られなかったからです。

にもかかわらず、このマダガスカル島ではなんと35種ものレムールが確認されたのです。

となるとレムールは、この小さな島で発生したのか?
その一部はアフリカ大陸へ渡ったのか?

しかしアフリカ大陸では、そのようなサルはほとんど見られなかったからです。
この小さな島で発生したのか?どう考えてもそれは
ありえないことだった。


しかも‥レムールが、その後、遠く海を隔てたスリランカやインドさらにインドネシアなど、インド洋周辺で次々と発見されると、話しはさらに複雑になっていった。

生物学の常識では、これほど似た生物が互いに無関係に発生したとは考えられないからです。

ということは、もしかするとマダガスカルとインド周辺は、かって巨大な陸地でつながっていたのではないか?

こうしてインド洋上に海底に沈んだ巨大大陸が想定されレムールの名から「レムリア大陸」と名付けられた。
命名者はイギリスの動物学者P.Lスクレイターで19世紀中頃のことだった。


但し現在では大陸移動説によってレムールの分布も無理なく説明されるようになってしまった。

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あきゅろす。
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