〜闇夜物語〜 メキシコの女王の宝物;6 ぽっかりと開いた木箱を 破壊した孔(穴)から なんと!白骨化した 人間の不気味な顔が のぞいて見えたのです。 しかもその顔の部分は もうすっかりと抜けて 落ちたとはいえ それはフサフサとした 金色の髪がまとわりつき その上には… そのまわりには… まぁ何という名の 宝石でしょうか? 蒼いお空に高く燦然と 輝く真っ赤な太陽のように 炎のような赤く綺麗に 光る石や この海の青さよりも青く 澄んだ石などが キラキラと光り輝く 不思議な石をいっぱいに ちりばめた黄金の冠が 真夏の太陽の光りを 受けて燦然と輝いている のですから… それは それは まばゆい 輝きだったそうです。 [*前へ][次へ#] [戻る] |