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〜闇夜物語〜
寂れた鳥居,3
自分も見えるから
こちらにも強くイメージが
伝わります。


彼が鳥居の横に誰かが
いる?と言いだしました!

姿はお爺さんらしき影が……
でも?でも?!


目が異様に窪んでいると…。自分からは、やや骸骨?


ミイラみないなガイコツ
なのか?想像してみてください…。

するとそのミイラ化した
お爺さんが手招きをしながら、手首を強く掴んでいる手は、しわしわなミイラ化している


「こっちにぃ〜こい!」

「こっちにぃ〜こい!」


友人の顔の目の前まで
お爺さんの顔が

にゅーっと突如伸びて
ろくろ首みたいな感じに

彼の顔の近くに来てから
不気味な口がにゃりと
笑いました。


白骨がところどころに
垣間見えるシワシワの顔の
歯が抜け落ちた口が
印象的だったと忘れられないと今でもいいます。


彼の話では自分自身の
この時に身体が二つに
分離したらしいです

魂が片方の体は引きずら
れて鳥居に向かっていき
勝手がききません…。金縛りです。


その時に、守護さまが魂を引き戻し…また後ろから手を
ひっぱり引き戻す力があり
ようやく抜け出したのです…

彼が言うには鳥居の中に
引き込まれたら二度と
戻れない気がしたと


今でも あのお爺さんの
顔を思い出すと寒気が・・

ミイラみたいだったと
どこかの、村人の怨念の魂だったのか?


今ではわかりませんが…ここのは、自分の話しと、関係無い霊的な場所と、つながったのでしょう。

霊的な違う次元が混じった感じ?なんだろう?


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