∞陰陽道探究∞ 陰陽師が用いた呪法2 陰陽道は、あらゆる呪術 の集大成というべき 多面性があります。 《天球儀/てんきゅうぎ》 天文上の異変を知るため に天文観測に用いた道具 で、指標となる星の運行 の組み合わせや配置を 観測した。 特に本来はあっては ならない箒星(彗星)が 現れると大災い天変地異 が起こるとされました。 《禁呪符陣》 呪符で敷いた陣(結界) で他者などの呪力/能力 を禁ずる(封じる) または禍[わざわい]を 及ぼすであろうモノを 退けたり禁ずるための 呪術です。 《埋鎮の皿/マイチンの皿》 神名や呪符(呪文)を 記載して封じ土中に 埋めて神鎮めを行い 邪気を封じ込めるための 2枚組の皿であり。 また強力な呪咀にも 用います。 《身固めの術》 呪咀返し、または呪殺の 呪をかけられた者を守る ために保護する術です。 九字を切った後刀を 持って印を結び中国式の 呪文を唱え3箇所ないし 6箇所を加持する方法や 保護する者の魂が離脱を してしまわぬように一晩 夜明けまで抱きて護り ドーマンを唱えつづける。 この術が成功すると 呪咀の障碍[しょうげ] が無になったり かけられた呪が数十倍に 跳ねされるとされます。 [*前頁へ][次頁へ#] [戻る] |