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∞陰陽道探究∞
□故きを温めて(2)
故(フル)きを温めて新しきを知る(温故而知新)

と論語がありますが

『故』とは過去の出来事
だから歴史とか伝統を
意味します。

『温』の字は容器の中の
温度が高まり熱気が
充ちてる様子。

肉料理で肉をトロ火で
炊きつめスープをつくる
事だととも言われます。

転じて「たずねる」とか
「ならう」の意味に
使われます…

だから故きをたずねて
とも訓みます。

歴史や伝統に習熟して、
そこから煮詰めたスープ
のように知恵を獲得する。
そうして現実の問題に
対処する新しい知恵を
導き出す。

それが温故知新です。

原文には温故と知新の
間に「而」の文字が
あるから…温故が
前提となってます。

※知新が先ではありません
ところが現代は
どうでしょうか?

情報が洪水のように
押し寄せてきて、新しい
知識を得ようとしたら

いくらでも手に入ります

でもそれは、身につく
知恵とはなりにくい…

温故というベースが
できてないから!


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あきゅろす。
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