∞陰陽道探究∞
五芒星(セーマン)
《五芒星/セーマン》
これと同じようなのは
五つの要素を
並列的に図案化
できるシンボルとして
洋の東西を問わず
使われてきました。
基本的には世界中で
魔術のシンボル記号と
して用いられてました
バビロニアでは図形の
各側面に前後左右の
各方向を割り当てて
それぞれ木星、水星
火星、土星そして上に
地母神イシュタルの
現われとされた
金星に対応させました。
五芒星に五惑星を
対応させる考え方は
のちのヨーロッパにも
見受けられますが
セーマン、陰陽道では
阿倍晴明発案の
魔除けの紋章として
霊験があらたかな呪符です
宗教に詳しい人は
この陰陽道の五芒星から
ユダヤ教のペンタグラム
を思い浮かべますが、
確かに、似ていて
まったく同じような
デザインですが
晴明の発案による
セーマンはユダヤ教の
原理とはいかなる関わり
もありません。
セーマンにあらわされた
五つの光芒は陰陽五行説
の五行相剋と五行相生を
描いてます。
阿倍晴明は陰陽道におい
て、この世界は五行の
相剋と相生の動的な
相互作用によって保たれ
てる
五行の相剋と相生が
もたらすダイナミック
な生滅変化こそ宇宙の
安定の象徴に
ほかならないと考えて、
五つの光芒をもつ星形の
魔除けをあみだしました
陰陽道にもセーマンに
五星配当や五金属、五徳
五神、五色、
時間、空間を配置して
五芒星の対応があります。
セーマン-五芒星は
ちなみに五行相剋の
連鎖を順番の線で繋ぐと
五芒星になります。
五行相生の連鎖の順番の
線で描くと円形になります
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