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∞陰陽道探究∞
平安京と鬼(2)
じっさいに大江山の討伐
〔とうばつ〕に
出向いたのは当代きって
の武将の源頼光…以下
(みなもとのよりみつ)

滝口(清涼殿の北にある
宮中警護の番士の詰所)
の武士

渡辺綱(わたなべのつな)


足柄〔神奈川県南西部〕
の出身の相撲と弓馬の
達人の坂田金時といった
武人たちでした。


はたして…遠隔での
式神も強力な鬼には
通用しなかったのか?

基本的に式神は精霊で
鬼とは部類が違う存在で
あることにも・・なります

また…『今昔物語…』
のなかでも、
「ある家に鬼が到来する
ことを予見した陰陽師は」
その家の主人に厳重な
物忌み
「酒色をひかえて
ひきこもること」を
勧めるだけで

鬼との実戦は演じてません
この話の鬼が、主人に矢
を射られて逃げ出すように
酒呑童子「以下鬼も」
源頼光の太刀によっ
て成敗されてます。


対鬼戦略においては、

陰陽師は、もっぱら
索敵「さくてき」と
哨戒「しょうかい」を
担当して

実戦は太刀と弓に
練達した武人にゆだねら
れる……。

そのことは、鬼が呪術
では退治できない、
または殺せないことを
物語る、いっぽうで、
切れば血のでる肉体を
もってたことを物語って
ます。


鬼とは人間とは違う生物
の可能性もありますねぇ




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