神の名鑑 大天使 大天使(アークエンジェル) 出自:ユダヤ、キリスト教 別名:火の精霊。字義:― 容姿:様々 複数形はアークエンジェルズ。 偽ディオニュシオスによる天使の階級の下級第二位 神と人間の間を仲介する者として神のお告げを人間に伝える事を任務とする天使 元々はミカエルを筆頭とする神の御前に立つ事を許された天使達の象徴である。 ユダヤ教、キリスト教ともに大天使の数は七人とされる。 この七人は諸説はあるが 確定されている四人のミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエルを『四大天使』という。 この七人の中で最高の地位と実力を持っていると言われてる総司令官はミカエルである。 ※アグリッパによるとアナエルが君主であると言う。 他の候補としてメタトロン、ラジエル、ラグエル、サリエル、カマエル、ラミエル、ツァドキエル、ザフィエル、ヨフィエル、アナエル、イエドゥヒエル等諸説があります。 また天使の階級で最上位であった大天使は中世期に キリスト教の階級論が新しくなった際に偽ディオニュシオスによる天使の階級で下級3隊の一つ下から2番目の階級とされた。 そもそも、天使は上位になるほど物質的な存在から実体を伴わない霊的な存在に近づくいていくと考えられ 「神の言葉を人間に伝えるために姿を現わす。」と言われてる。 大天使が、この階級にされたと思われる八番目の軍団とされながらトップランクの権力と能力を誇示する ※一説ともされるカマエルであるが彼を堕天使だという説もあります。 神の輝ける玉座の前に立ち、その命令を直接受ける立場にある その為『神慮(かみのこころ)を運ぶ者』とされます。 天使軍を指揮して最前線で人間を地獄に誘う悪魔と戦う役目を持つ。 また世界が終末に向かう時に七つのラッパを吹き鳴らす役目も持つ。 ■コルネリウス・アグリッパ 出身:ドイツ(1486〜1535)ルネサンス期ドイツの 思想家、神学者、魔術師 アグリッパの魔術的な世界観を当時の教会は容認できず、異端者として追放されました。 [*前へ][次へ#] [戻る] |