神の名鑑 弁才天 【弁才天/べんざいてん】 弁才天(弁財天)はサンスクリット語ではサラスヴァティーといい、聖なる川という意味です。 農耕には欠かせない水の神です。 昔、サラスヴァティー河を神格化したインドの神が仏教にとり入られ音楽、弁才、財福、智慧の徳がある天女とされました。 古い弁天像はすべて八臂で八の武器を持つ強い天女の姿です。 ■弁才天の出自 金光明勝王経 ■原名:サラスヴァティー ■特質:文芸守護、智慧 福徳、名誉 ■出身:インドブラーフマンの妃 ■愛称:弁天さま 【弁財天⇒白蛇神】 弁財天と白蛇は関わりが深いです。 仏教では、すべての衆生に福徳を授け菩提に導くとされたことで「宇賀神:うがじん」と言われ のちに七福神の弁財天の使いとされました。 弁財天は財福の神でまた白蛇は山神でもあります 古くから日本人は森羅万象に神々が宿ると信じてきました。 森に岩に川にそして山に自然の営みを感じ、その恵みに感謝してきました。 稲作に必要な水を与えてくれる。「山神⇔水源の神」として山上にお祀りすることもあり、春に山から下り田の神となり農耕をはじめ村人を守護して、秋の収穫を見守ったのち山に帰るとの信仰があり、 多くの地域で神々を迎えるお祭りがおこなわれてます 山は神霊が住む神秘的な場所・祖先の霊が鎮まる場所として崇められ、山そのものを神体山・神域とする神社も少なくありません。 白蛇は山神であると同時に御先神でもあります、また水神でもあります。 言わば大自然の中の神様 水を司るとされ農耕と結びつき雨乞いの祈願の神もね兼ねてます、また蛇は財宝を護る伝説もあり財の流失を防ぎ家の繁栄をもたらしたりする福徳あるとされ。 一度に沢山の出産をすることから安産子宝の守り神でもあり、白蛇が年月を経て「白龍に」は古代中国では、天上界の皇帝である天帝に仕える龍とされ福を招く龍として有名です、 同時に白蛇や白龍は水神 厄除け、財福、農耕、雨乞いの神で白蛇が天に天昇りして白龍になるとか? [*前へ][次へ#] [戻る] |