神の名鑑 力天使 【力天使】ヴァーチャー 出自:ユダヤ、キリスト教 別名:は、デュナミス、マラキム、タルシシム、運動の天使。 字義:高潔、容姿:―― 複数形はヴァーチャーズ。 偽ディオニュシオスによる天使の階級の中級第二位 能天使(パワー)と共通でデュナミスと呼ばれているが デュナミスとはヴァーチャーズのギリシア語で「力、動力」という意味。 その為に「力、支配」を意味するパワーと混同されました。 光り輝くもの輝かしき者とされる存在の天使とされる。 『奇蹟』という形で天上から恵みを授ける、英雄や善のために奮闘する者に勇気を吹き込んでくれる。 天体の運動する力や四季の循環、自然界の諸力を管轄する役目も持っている。 また、この天使達は純粋な「善」を象徴する、その為わずかな「悪」をも許さない存在で、必ずしも人間の味方であるとは限らない。 この天使達の長は諸説がありミカエル、ガブリエル ラファエル、ウジエル、ベリエル、バリエル等とされる。 キリストの昇天の際に現われ、二人のヴァーチャーが天まで彼に付き添った。 「アダムとエヴァの生涯」によると、二人のヴァーチャーがカイン誕生の際に産婆の役を努めたと言われます。 [*前へ][次へ#] [戻る] |