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神の名鑑
無能勝明王
無能勝明王
(むのうしょうみょうおう)


密号を勝妙金剛といい、胎蔵界曼荼羅釈迦院の釈迦牟尼仏の左脇侍であります。

大日経では釈迦如来の化身(忿怒身)と説き、 大妙金剛熾盛仏頂経では地蔵菩薩の化身と説きます。
無能勝とは破壊することが出来ないの意味でもあります。

釈迦成道の折、 もろもろの魔と戦い降魔の徳を得る。
「地蔵菩薩の化身とされ、釈迦が菩提樹の下で悟りを得たとき、魔物を退散させたといわれる。」

形は三面四臂・一面二臂・三面六臂などがあり、女性神の姿のものと男性神の
姿のものがあります。

八大明王の中に登場します
釈迦の忿怒身という説もあるようです。

その為、胎蔵マンダラでは、釈迦院に位置し釈尊のすぐそばに無能勝妃と向かい合っています。

無能勝明王(アパラーシタ)はその名の通り、誰もこの明王に勝つことはできないという仏であります。



▼無能勝明王
『真言蔵品』所説
ナウマクサンマンダボダナン・ジリンジリン・リンリン・シリンシリン・ソワカ
『大妙金剛経』所説
オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ

八大明王の一。上記のこの真言を薬師如来の真言とする。「薬師如来」↓

『真言』
オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ。


【青蓮の眼】
(しょうれんの まなこ)
仏の眼をいう。
【仏眼:ぶつげん】
〔仏〕 五眼の一。仏の眼。悟りを開いた者に備わる,すべての実相を見通す眼(まなこ)



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あきゅろす。
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