神の名鑑
主天使
【主天使】（ドミニオン）
出自：ﾕﾀﾞﾔ、キリスト教
別名：はロード、クリオテテス、ハシュマリム、知恵の精霊。
※主天使、複数形はドミニオンズ。
偽ディオニュシオスによる天使の階級の中級第一位
天国、天界の行政者、シンボルは笏。。
字義：統治、支配、主権
神による真の統治を絶え間なく熱望し神の言葉を全宇宙に知らしめるため活動する。
また天使の務めを統制する役目を持つ。
神の意志実現のため何をするべきなのかを決定する天使であり森羅万象に関する命令もつかさどる。
この天使達の長はザドキエル、ハシュマル、ヤリエル、ムリエル、カマエル等諸説がある。
ヨハネの黙示録によると
神が人類に最後の審判を下した後、その滅亡劇である最終戦争の実行にあたり天使とその軍団を差し向けるのだが、その際の天使の勤めを統率する役割を持つ。
[ヨハネの黙示録]
新約聖書の一書、１世紀頃に成立したと言われる。
ヨハネが目撃した幻視で小アジアの七つの教会への手紙、神の啓示（黙示）からなる、キリストの復活、昇天、再臨と世界支配などの確立、この世の終わりが記されている。
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