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神の名鑑
十二神将
『最強のボディガード』

薬師如来のその像のそばに人々を守る軍神として十二神将がまつられている。

十二夜叉大将ともいい各神将がそれぞれ7千、総計8万4千の眷属夜叉を率いる。
即ち十二神将は
宮毘羅大将(クビラ):子
伐折羅大将(バサラ):丑
迷企羅大将(メキラ):寅
安底羅大将(アンテイラ):卯
あ爾羅大将(アニラ):辰
珊底羅大将(サンテイラ):巳
因達羅大将(インダラ):午
波夷羅大将(ハイラ):未
摩虎羅大将(マコラ):申
真達羅大将(シンダラ):酉
招杜羅大将(ショウトラ):戌
毘か羅大将(ビカラ):亥
の十二神で、いずれも・サンスクリット語の音訳です。

第一の宮毘羅は金毘羅と同一の神であり、第七の因達羅はインドの神インドラ
(帝釈天)の事でありますが他の神様の語源はよくわからない。

これらの神は四六時中人々を守護するところから時間を表す十二支にそれぞれ
配置し暦などに描かれてます。

※『夜叉』は古代インド神話や仏教の経典や説話に
登場する悪鬼(荒神)で
原音[yaksa yakkha]の漢充て訳で、別名、薬叉、一般にインド神話における悪鬼の総称であると言われますが、悪鬼の総称としては
他にアスラがあります。

アスラ=阿修羅という言葉も使われています。

阿修羅(あしゅらは総称ではなく固有の仏としても
登場します)

夜叉は男と女があり男はヤクシャ女はヤクシニーと呼ばれます。
インド神話において悪鬼だった神々は、仏教に包括されると概ね8つの部族に分けられ天界に住し、仏界を守護する護法神となりました。
⇒八部衆と尊称されます。
なお、八部衆以外にもインド神話から包括された神は数多いが、仏教では善神(仏)になった神々もインド神話においては悪鬼であった者が多く

例えば・・・金剛夜叉明王。大威徳夜叉明王。十二神将(十二夜叉大将)と夜叉の名前を冠する仏はインド神話では悪鬼神だったことがわかります。

尚、荼吉尼天、この仏は
サンスクリット語で(ダーキニー)というインドの恐ろしい魔女(ヤクシニーの一)のことで、人骨でつくった腰帯をつけ、髪を振り乱し目は三眼で牙をむき
半狂乱の女性の神であったとされます。





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