神の名鑑 サタナエル 【天使】サタナエル 堕天使(サタナエル) 出自:ユダヤ、キリスト教 失楽園 別名:サタン・エル、サタナイル、サタン、ルシファー。 同一:サタンとされる。 ルシファー、赤き竜、悪魔大王。 字義:サタン…敵対者 告発する者 ルシファー=ラテン語の(光を運ぶ者)金星。 容姿:ミカエルに瓜二つの顔。 家族:双子の弟にミカエルがいるとも一説には娘にリリス(夢魔)がいるとも :(説である) 最初の堕天使であり地獄の大王、全ての堕天使、悪魔、魔神達の上に君臨する貴公子。 天使であった際には(明けの明星)と呼ばれた、熾天使で神に次ぐ地位であった ルシフエルと言う異名で呼ばれる事はあるが…この名前は聖典には直接は出てこない。 サタンはグノーシス派に よるとメタトロン。 サタンとは本来「敵対者」を意味する普通名詞であった。 旧約聖書に登場するサタンという単語の内、過半数は「敵」という意味で使われる、その後、神の僕で人間を悪に誘惑して人間の信仰心を試す天使として登場する。 ※しかし新約聖書ではサタンは自ら悪行を働いている。 サタンは悪魔一人を指す固有名詞ではなく悪魔の、階級を指すという説もある 階級説ではサタンの階級の一人がルシファーであるとしている。 サタンはかって熾天使(セラフ)であり12枚の翼を持っていた熾天使の中でも 最も偉大な存在であった。 天使であったときの名前は「サタン・エル」ともいわれます。 かっての栄光と輝きをたとえる際に「ルシファー」という単語を使っている。 彼は神の副官であり天界で最も頭が良かった・しかし、神が人類を創り人類とキリストを通じて繋がりを持とうとした事を嫉妬して反旗をひるがえしたとされ 原因は嫉妬より傲慢であったと言われてますが謎! サタンが人間を誘惑しょうとする時は美しい天使や 人間に変身する、このときに良く使う方法としては、金、権力、性欲がある、サタンに騙された者は本性を出したサタンの恐怖に怯えながら地獄に引きずりこまれる。 [注]サタンとルシファーが同一視されるのはルカの副音書による書中でキリストが「私は、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた」と言っている事から同一視されてます。 一説にはサタン(ルシファー)はいずれ救われて再び神の元に戻るとも言われています。 原義はLucifer はもともと、ラテン語で「光を帯びたもの」「光を掲げるもの」(lux 光 + -fer 帯びている、生ずる)、「光をもたらす者」(lux 光 + fero 運ぶ)を意味する語であり 当初は悪魔や堕天使を指す固有名詞ではなかった。 ラテン語としてのルキフェルが見出されるのは、ウルガータ聖書の以下の箇所においてである。 「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。」 旧約聖書「イザヤ書」 ここでの明けの明星は或るバビロニアの専制君主のことを指し、輝く者を意味するヘブライ語の「ヘレル」が明けの明星 lucifer と訳されている。 「あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。」 新約聖書「ペトロの手紙二」 この一節では、明けの明星を意味するギリシア語の「ポースポロス」が lucifer とラテン語訳されている このように、悪魔や堕天使を含意せず、時にはキリストをも指すルシファーの語が用いられた事例としては 4世紀のサルデーニャの聖人である司教ルキフェルの名や、賛美歌カルメン・アウローラ(Carmen aurorae)などがある。 悪魔としてのルシファー ルシファーの名の悪魔たるゆえんは、旧約聖書「イザヤ書」14章12節にあらわれる「輝く者が天より墜ちた」という比喩表現に端を発する。 これはもともと、ひとりのバビロニア王かアッシリア王(サルゴン2世かネブカドネツァルであろうと言われる)について述べたものであった。 キリスト教の教父たちの時代には、これは悪魔をバビロニアの王になぞらえたものであり、神に創造された者が堕ちて悪魔となることを示すものと解釈された。 堕天使ないし悪魔とされたこの「輝く者」は、ヒエロニムスによるラテン語訳聖書において、明けの明星を指す「ルキフェル」の語をもって翻訳された。 以上の経緯をもってルシファーは悪魔の名となったとされる ※【赤き竜(赤い竜)】 はヨハネの黙示録の十二章及び十三章に記される竜です。 以下のような姿で描写されています→七つの頭と十本の角をもつ竜。 ※ルシファー(Lucifer)の語はキリスト教以前から→「明けの明星である金星」を指すものとして用いられていた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |