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My Rabbit
ロく


少女は肯定の返事をした。男は少し考えると、少女に再度尋ねる。



「そ、の『マリア』、って、子は、君、の友達、なのか?」



友達なら、『マリア』を殺したら、俺はこの子に殺されるのだろうか?いや、その前に殺しに来たと言ったのだから、ここで直ぐにでも殺されるのだろうか?男の頭の中で己の『死』が回った。



しかし、少女の口からは思いもよらない言葉が出た。

「友達?違ウヨ?マリアハ友達ジャナイ。」


その言葉に男は安堵の表情を浮かべた。ということは、自分はここでは殺されない、と・・・






けれど、それは間違いだったと直ぐにでも分かることになる。




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