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Beauty Is Complex!
A





「何言ってんだよ〜」



あはは、そうだよね〜
何言ってんだ俺ぇ 超ウケる〜
そんなウケねーけどな。




「俺ら4人とお前だろーが。当たり前じゃないかぁ。」



当たり前じゃねー。
ウケねーよ。全くウケねー。冗談じゃねーよ。いろんな意味で。




「当たり前じゃねーだろ!なんか部活見学期間中募集してませんでしたっけ?」



その質問には桜井先輩が答えてくれた。



「してたんだけどね。会長が…全部使えなさそうって断っちゃって。」



会長ー!!あなたの方が使えなさそうだってばぁ!!





冗談じゃない。やってられるか。
俺がバッと用意されていた席から立ち上がると一斉に生徒会の先輩方がこちらを向いた。




「…どうした?」


「俺は生徒会会計書記を任されました萩原杏樹です…」


「お?やる気じゃん。やだって言った割には…」



「…が、趣味は寝ること、特技は先生やクラスメイトに信用されてる程度にさぼることなので帰ります。これからずっとサボります。よろしくお願いします。…では」






ぺこり、とお辞儀して帰った。ずらずらと喋る俺に始終ぽかんと口を開けて動けなかった会員三名。…にこにこ嬉しそうにしてる人が一名いたが。









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