Angel Beats! 第2話[Judgment]J だが、次の天使の一言がこの状況を急変させるのだった。 「運命は変わらない。そう……"未来"も"過去"も」 「!?」 少女から言葉が発された瞬間、ゆりが突然血相を変えて扉を開けた。 「ちょっ!?」 咲はゆりを止めようとソファーの陰から飛び出したが彼女との距離があり、間に合うわけがなかった。 それでも咲は必死になってゆりを止めようとしていた。 (今、彼女を部屋の外に出すのは得策じゃない!!感情に先走っていて周りが全然見えてねぇ。くそっ!!間に合え!!) 一歩一歩がスローモーションのように見えてきた。 それは時間の流れがゆっくりに見えているからかもしれない。 それでも時間は確実に動いており、現実というのはがむしゃらにやって来てしまうのだ。 そして咲の心の叫びはゆり決してに届くことはなかった。 「このぉぉぉぉぉ!!」 ゆりが扉を開け、天使に銃口を向けたのが見えたがその中の弾丸が彼女へと届くことはなかった。 何故ならゆりは…… テンシニヨッテコロサレテシマッタカラダ [*前へ][次へ#] [戻る] |