[携帯モード] [URL送信]

MAIN
同中の告白という名のプロローグ


それは何でもない夏の日のこと。
俺は伊月と学校の屋上で昼飯を食べていた。
コイツとは昔からよくつるむ仲で、高校に進学した今でもクラスはちげぇけど昼飯は一緒に食べる。ストレッチも大体一緒だ。

そんな伊月だ。

「ねぇ、日向」

「ん?なんだよ」

「俺………………



────好きな奴出来たみたい」



「はあッ!?」

こんな事言うなんて思いもしなかった。

てか、てめえ!
ビックリしてパック牛乳握り潰しちまったじゃねぇか!ふざけんな!



あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!