MAIN
同中の告白という名のプロローグ
それは何でもない夏の日のこと。
俺は伊月と学校の屋上で昼飯を食べていた。
コイツとは昔からよくつるむ仲で、高校に進学した今でもクラスはちげぇけど昼飯は一緒に食べる。ストレッチも大体一緒だ。
そんな伊月だ。
「ねぇ、日向」
「ん?なんだよ」
「俺………………
────好きな奴出来たみたい」
「はあッ!?」
こんな事言うなんて思いもしなかった。
てか、てめえ!
ビックリしてパック牛乳握り潰しちまったじゃねぇか!ふざけんな!
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