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黒白ノ風
415 分岐
ザッ ドカッ…
 「・・・」
呪印…か。

私は火爆術やら何やらでアジトの囚人を次々と戦闘不能にしていく。
囚人さんたちのチャクラは一般の人のものより異様だ。

桁外れなスタミナに高い身体能力。

しかしそれをものともせず倒していく私達の方が異様だと思うのは気のせいか。




 「ふぅ・・・」
辺りに転がるのは呪印の解けた囚人さんたち。
死んでないにしろ、皆苦しげだ。

 「鍵だ!見つけたぞ」
唯一建物の捜索にあたっていた香燐がひょっこりと姿を現した。
その手には鍵が握られている。
 「さっすが香燐v」
 「ま、まぁな」

・・・香燐はほめられると照れるタイプかv
ここでもいらぬことを考えている私である。


その鍵を使用してどんどん建物の中を散策する。
・・・それから少し歩いたころ、3本の分かれ道が出現した。

まっすぐか、右か、左。
 「ねぇ香燐、これどっち?」
私と
 「案内しろ」
サスケが香燐に言う。

 「今調べる。・・・てかサスケ!さっきから何仕切ってんだ!」
 「いいからはやくしてよ」
そしてせかす水月。



すると香燐は
 「・・・あっちだ」
右の方向を指差した。
 「フゥ」
水月は角を右に曲がり、歩き出した。

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あきゅろす。
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