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私の愛しい雲雀さんっ!―貴方はちょっと妄想の激しい子。雲雀さん大好きで今日も突っ走ります!!
私の愛しい雲雀さんっ!


「はぁ…今日も私の雲雀さんってば格好良いな
……ぽっ」


一人窓から校門をみて赤くなる私は
雲雀さんの一つ年下の後輩。



いや……



未来の花嫁といっても過言ではないかな?キャッVv
(過言過ぎるよ by雲雀)




そんなわけで皆には私が変な子だとか変態だとか
言われてるけどそんなこと気にしない!!



だって私は…もう心の中から溢れる雲雀さんへの
ラブを止められないから!!




「雲雀さんっ…今会いに行きますッ!!」



突如叫んだ私は気付いたら走り出していた。



「こらーっ、氷之咲!!今は授業中だろうが!!」

「雲雀さんが私を待ってるんでーす!!」




後ろから声がかかったので廊下から大声でそう叫び返して。



(あいつ、頭おかしいよな)
(可哀想な子だね……)



周りの目なんて気にしない。



(雲雀さんなんて怖いだけなのに)
(そうそう)



周りの雲雀さんへの評価なんて気に…するけどでも否定しない。




だって私だけでいいから。



「雲雀さーん!!」



彼の素敵な部分を知っているのは。





「半径10km以内に近づかないで。」


「やん、照れなくてもいいですよっ、私知ってるんですから」



「…(聞きたくないけど気になる)何を?」




雲雀さんが興味津々だったので私は答えた。


「雲雀さんが私を愛しい愛してる!って思ってることです。」



笑顔でなく寧ろ超真剣に。


私はいつでも真剣勝負だからね!




「うん、ありえないよね。」



「あ、うんって言った!!
やっぱり私のことが好きなんですね…大丈夫です。

私はいつでも準備完璧です!」



そういってぐっと親指を立てて笑う。



「愛しい貴方の為に常に勝負下着ですから…
きゃっ私ったら!」



「ああそうなんだ。それは良かったね。

邪魔だからどいてくれない?それとも風紀乱した罪で
咬み殺して欲しいの?」


「またまた照れちゃって!」




私はそういって彼の腕を掴んだ。


そしてそっと目を瞑る。



「…恥ずかしいけど私は大丈夫ですから……」
「何?」


「いつでも…その…キスして下さい…」


うぅーって唇を突き出していたら


ゴン


「きゃん!」


不本意ながらもトンファーとチューしちゃいました……



「変態。僕の側に近寄るな。」


「そんなに照れなくてもいいのに。雲雀さんて…
ツンデレですよね!!」



そう言って笑った私は仕方なく授業に戻ることにした。



「じゃあまた放課後に会いにきますね!それまで
この写真に語りかけています!」



雲雀さんへの愛を!!


「待ちなよ。」



走り出そうとした私を言葉と手で制止させる彼。



も、もしかして…




行かないで、僕の側にいなよ。とか??!




どうしようそんなこといわれたら幸せ過ぎるああでも一緒にいた


「その写真、盗撮だよね。」

「え」



「犯罪だよ。没収。」

「そんな!!!!!」



雲雀さんに気付かれないようにただ雲雀さんを
撮影しただけなのに!!




気持ちよさそうに欠伸している写真を取り上げられてしまった。


紫騎ちゃん、がっかり…



「あの、私の私物なんですけどいつ返してもらえますか?」

「馬鹿?返すわけないでしょ。」


「雲雀さん……」



そうか…貴方はそれほど私を


「愛してくれてるんですね?」


「……今度はどこをどう解釈したのかな?
一応死ぬ前に聞いておいてあげる。」




「えっ、だって雲雀さんはこんな写真みて喜ぶくらいなら

僕の側にずっといなよってプロポーズしてくれてるんでしょう?」


「……」

雲雀さんが押し黙った。


ほら!やっぱりそうなんだ!!


お父さん、お母さん…もうすぐ紫騎はお嫁に行っちゃいます。


はっ、花嫁修業しないと!!




「では雲雀さん、放課後をお楽しみに!」


「何も楽しいことなんてないよ。寧ろげんなりするだけだから。」



軽い足取りで走った私は雲雀さんの幻聴が聞こえた気がした。

え?本人が言ったんだって?



そんなわけないじゃない。


私といてげんなりするだなんて。




寧ろ小躍りするくらい喜んじゃうよ私の彼は。

(ふっふっふーん♪)



私はポケットをごそごそ漁って写真を取り出した。

(写真ならまだあるしね♪)



寝てる顔、鳥と戯れている雲雀さん…


この夕陽をバックに物思いに耽ってる雲雀さんなんて格好良すぎる!




他の子に見せられないね!確実惚れちゃうから!!



家にはそれらのネガもあるから、
実は取り上げられた分も無事って言えば無事。



私の雲雀コレクションは完璧なんだから!


(早く雲雀さんに会いたいな…)



さっきも会ったばかりなのに私の思いは募るばかり。



ああ〜放課後、早く来て!!









「只今帰りました!」

「氷之咲……さっそくで悪いんだがこの問題を解いてくれるか?」



「?はい。」

不機嫌な顔した先生に言われて数学の公式をすらりとならべる。




「正解だ…今度からはもっと自分の行動に責任を持ちなさい。
授業もきちんとでること。」



「すみません、先生。…次から気をつけます。」




「…席に着きなさい。」
「はい。」



べーだ。
私この先生好きじゃない。


自分の席に向かいながら内心で悪態をつく私。


勉強はそこそこできる私が気にいらないみたいだ。


それでもあまり強くいえないのは成績がいいからなんだろう。



(…成績が良くたって、関係ないんだから)


そうだ。

いくら勉強ができても意味がないんだ。




いざって時ピンチになっても誰も助けてくれないんだから。




―君、何してるの?




雲雀さんは、私を助けてくれた人。


−たまたま並中の生徒が絡まれていたから助けた。
それだけだよ。



そう言ってすぐ去ってしまった雲雀さん。

だけど私にはいつまでも雲雀さんが心に残っていた。




不良に絡まれて危ない所だった私。



声を張り上げて泣き喚いても誰も助けてはくれなかった。




もう、駄目かもしれない。




そう思ったときに現れた並盛中の風紀委員長、雲雀恭弥。


その日まで私は彼のことを「関わりたくない人間」として
逃げるように接することを恐れていたのに。



彼は私を助けてくれた。



―それに君は群れていないからね。



え?



私のことを、知ってたんだ…



その一言で彼が私を見たことがあるということに初めて気付いた。



それからは私は、彼と出会う度じっと見つめてみた。


すると彼は不機嫌な顔で



「何じろじろみてるの?」


とトンファーをかざす。




ああやっぱり。

見るたび必ず目が合うだなんて。


ずっと彼が私を見ていた証拠だ。



(も、もしかして私のこと…す、好きなのかな!)




一人妄想しているうちに、勝手に結論付けた私。

そうだ、きっとそうに違いない。





…しょうがない、助けてくれた恩もあるし…ここは……



(私が雲雀さんのところへ嫁ぐしかないかな?)



なんて。










「雲雀さーん!愛しい彼女が来ましたよ!わっ!!」


トントン二回ノックした私は
彼の許可する前に応接室に足を踏み入れて



「ぎゃっ」


トンファーの餌食になりかけて慌てて回避した。



「もう、雲雀さんってばトンファー落としましたよ?はい!」


両手に持ってトンファーを渡す。

あ、これってなんか夫婦っぽい…えへっ





「こんな落とし方するはずないだろ?」


「またまたーあ、写真返してくれませんか?」

「ヤダ」


うう、せっかくの私の写真…




「ねえそれより君、強くなった?」
「へ?」


「前は物を投げられても察知する能力もなかったじゃないか。」



「はいVv雲雀さんのために強い女になろうと思って。」



「ふぅん、それは良い心がけだね。じゃあさっそく勝負しなよ。」


「ええっ!!」



いくら雲雀さんラブな私でもこの発言は
予測しきれず口を大きく開けた。


だって、戦闘だなんて



「君が勝てば何でも好きなお願い聞いてあげるよ。」

「やります!」



きゃっ、これで2人の願いだった婚約を約束してって頼もう。


雲雀さんも大喜びだねっ。




「それじゃあ、始めるよ。」

「はいっ」



5分後―



「ぎゃー!」
「逃げてたら話しにならないでしょ。」



場所をグラウンドに変更してのバトル。


私は全力で追いかけてくる雲雀さんから逃げていた。



「無理、やっぱり最強の雲雀さんには叶いません!!」


「お世辞なんていらない。」



お世辞じゃないですって!!



「うわ、ぁっ!」


すてん。



逃げていたら石につまづいてでしりもちついてた私。

クスン、もう駄目だ。



「…なんだ、やりがいないね。もういいや」


トンファーをしまった彼は意外にも私に何もせずに去ろうとする。


あれ?咬み殺さないの?



「もう僕に近づかないでね。」


そ、そんな…雲雀さん…



放置プレイですか!



去っていく間際の一言にそれもありかもしれないと悶えていると


三年生の不良三人組が私に寄ってきていた。



「なああんた。お金貸してくんねえか?」
「え?私ですか?」



「おお、なんだそれ。そんな足開いて、誘ってんのか?」

「違います!」




何この人たち。

私が誘うのは雲雀さんだけなんだから。ぷんぷんだよ。


慌てて立ち上がるとついていた砂を振り払った。



「金もいいけどあんたも欲しいな。
一緒にあそばねーか?楽しませてやるよ」


「結構です。私お金ないので。」


(雲雀さんとの結婚資金貯めないといけないもん)


だから月400円までしか使わないことにしているのだ。どうしてもな時は500円。

雲雀さんに出会ってからはお年玉も殆ど使っていない。


私って節約家でしょ?



それもこれも雲雀さんとの将来の生活のた・めVv



「あ、お前もしかして例の…」
「えっ?」


「ああ、雲雀に惚れてるって女か!」

「はい!そうなんです!!」


にやにや。

嫌味で言ってるかもしれない男達だけど
嬉しくなった私は肯定した。



そうか。私と雲雀さんとの恋話が三年生にも広がってるんだ♪



「お前あんな奴といて何が楽しいんだよ。」
「はっ?」


「しかもさ、雲雀がてめーなんて馬鹿そうな女
相手にするわけねーじゃん!」


(何それ……)

私はなぜか足元が崩れていくような感覚に襲われた。




雲雀さんが私を相手にするわけがない。




ほんのちょっとだけ、恐れていたこと。






考えないようにしていたことを突かれて胸が苦しくなる。







まっすぐ想っていても報われないことは沢山、ある。



でも、それでもずっと雲雀さんに思いをぶつけていれば
叶うと信じていた。




けれど私……




相手にされてない、のかな。






急に喉が熱くなった。






邪険にしながらも一緒にいてくれたし、



なんだかんだ言っても服装検査に立ち会うことを許されたり
私の絵空事にも呆れつつ付き合ってくれた。



だから私は…一縷の望みを捨てなかった。



―馬鹿?
―もう近づかないでね。



っあの言葉たちがもし本気で私に向けられていたならば…




私はどうしたらいいの?




「お、急に大人しくなったな。」
「今の内に連れ込んじまおうぜ!」


ぐいっっと一人に腕を引っ張られる。




ああ、前にもこんなことがあった。

けれど今はもう



誰も助けてはくれない。





(雲雀さん…!)



貴方の目に私はどう映っているんだろうか。




うざいとか嫌いだとかそんな負の感情を持っているのであれば

私は目の前から消えた方がいいのかな?



でも、でも…やっぱり


「なにしてるのかな、君達。」


雲雀さんから離れるなんて考えられない。




大好きだもの。



「くそっ、雲雀恭弥!」


「いつの間に!おいおまえら!!」
「「おお!」」



「ひばり、さん…」


「泣く必要はないよ。」



そう言った彼はいつも通りものの数十秒で不良をのしてしまった。




そうだ。前にも私が苦しくて叫んだ時。
雲雀さんが助けてくれたんだ。



これで、二回目だ。
私の恩人。



大好きな人。







「雲雀さん…私迷惑です、か…?」

勇気を振り絞って訊ねた一言。




「なにそれ。」

怪訝そうな顔して答えが返ってくる。



「迷惑かだって?今更何言ってるの?」

「びばりざん…!」




やだ、続き聞きたくない。
絶対こう続くんだ。



ずっと迷惑かけっぱなしだったでしょ。
でもやっと気付いたなら丁度いい機会だ。

僕の目の前から消えて。一生僕に話しかけないで――



「それだけは…それだけは許じでぐだざい〜!」


「ちょっと何してるのさ」



胸元の服を両手で掴んで必死に抗議する私。
はっ、嫌がられてる…?




「……ずみまぜん。」

「君は随分先走って考えるよね。悪い想像してるの?」

「………はい…」


しょぼんとしていると彼は私の頬を両手で挟んで
ぐいと持ち上げさせた。


「そうやってしおらしくしていれば可愛いのに。」

「!?!!」



「うるさく騒がなければ他の男が放っておかないんじゃない?」


「…………私はその他の男とやらに興味はないです、

……知ってるでしょう?」



「僕が好きなんだよね?」

「はい。」


「ワオ、即答かい?」

「…いつも言ってるじゃないですか…」



本気にはしてくれないけど。



「君は、…最初にであった頃と随分違ったから。」
「え…?」



「いつも大人しかった氷之咲がいつの間にか

僕の前でだけ変わってたから…

からかってるのか本気なのかわからなかったよ。」



「そ、そんな…私は本気ですっ!本気で…
雲雀さんが好きなんです…っ」



確かに、雲雀さんに助けられるまでは大人しかったかもしれない。


自分でもそう思う。



でも、恋をしたからなのか…


雲雀さんを、好きな人をみているだけでパワー全快で
わくわくどきどきして。



感情が溢れてとまらないから。


少しでも雲雀さんに私を認めて欲しいから。



だから自分なりに頑張ってきたんだ。


少しでも貴方の瞳に映るように。




「そう。…そういえばいつも言ってたね?
僕にならなにされてもいいって。」


「えっ……は、はい…言いま、した」



なにやら不敵な笑みを湛えている雲雀さん。

それに怖気づく私。



(何されるんだろう)



「咬み殺してあげるから目を瞑ってなよ。」
「なっ!!」


嫌ですよ!!

トンファー痛いしいつも雲雀さん本気のフルパワーだもん!



「早く、僕のこと好きなんでしょ?」
「うう、はい…」


ぎゅぅっと目を瞑って衝撃に耐える準備をする。


これで雲雀さんの側にいられると思えば安いものか…うう。




がぶっ



「痛っ!え?えっ??」


「…今日はこれで許してあげる。」
「っ、ひ、ひばっ」


私は耳を押さえて真っ赤になった。


雲雀さん、今…私の耳を噛みましたか!?



属に言う甘噛みって奴!?
痛かったし赤い歯形がっつりついてそうだけど!



でも、…雲雀さんが直接触れてくれるなんて初めてで。


「あ、ありがとう、ございます…?」

「お仕置きがそんなに嬉しいんだ?」


「ちっ、違います…!
雲雀さんに触れられるのが嬉しいんです。」



また本音をうっかり言ってしまった私。

言って後悔した。



隠していればよかった…また変態とか言われちゃうよ。


「ふぅん。」
「な、なんですか…?」


「じゃあもっと触れてあげようか。」

「えっ?きゃっ」


ちゅっ。


渇いた音が校庭に鳴り響いた。




―え?



私はただ事の事態に追いつけずに固まったまま。


「…変な顔。」

クスリと笑った雲雀さんの笑顔を間近で見ていた。

そして思った。



これは私の妄想が生んだ夢なんじゃないかと。





だって雲雀さんがこんなことするの、好きな子だけだよ?


それって私ってことになっちゃうよ?




―いいの?







「雲雀さんの側にいてもいいんですか?」

「…ふぅ。また今更な質問するね。」


「だ、って…」


「いたいならいてもいいよ。―例えそれが一生でもね」



僕を好きになるなんてよっぽどの変人だ。




そう言って笑った雲雀さんに

ドキドキしながら私も笑って返した。



「私を側におく雲雀さんはもっと変な人ですよ」









「ひ・ば・り・さぁ〜んVv
愛しい愛しい紫騎・氷之咲が来ましたよ!!」


「うるさいな。静かにしてて。」


もう、雲雀さんってば相変わらず照れやさんVv



「その本、面白いですか?」
「まあね。」


後で貸して欲しいな!


思っていても到底私にはいえなかった。


やっと雲雀さんの許可がでて応接室にいけるようになった私だ。

彼の側にいるにはもっと好きになってもらわないと。




雲雀さんの私物を借りられるなんて日は果たしてくるのかな?


「僕は一度読んだからね…貸してあげようか?」

「えっ、いいんですかっ!!」



それってプロポーズですか雲雀さん!!

(そんなわけないでしょ by雲雀)



「いいよ。でも一週間以内に読んでね。」



「はい!あの、これを雲雀さんだと思ってはぁはぁしながら
雲雀さんについて妄想していてもOKですか!?」


「NGだよ。やっぱり返して。」

「ええっ、嫌ですっ!」



相変わらず変わらないような関係の私たち。

仲睦まじいでしょ?え?そんな風にみえない?



そ、そんなことないもん!




「駄目。返して。」
「(しゅん)」

「…どうしても読みたいなら…そうだね。」



顎に手を当て思案する雲雀さん。


それはそれはもう格好良くて…


流し目なんて…くぅ、何回悩殺されてきたことか!!



駄目だ。ヒバラーとしては雲雀さんについて考えない日なんてない!


寧ろ考えないとつまらなくて死にそうだ。




「な、なんでもします!私を好きにして下さい!」


うぅーって前みたいに唇を突き出した。



きっと前みたいにトンファーで殴られると踏んでいた私だけど



「いいんだ。」

ぐいっと抱き締められて唇と唇が重なった。


嘘ッ!


「ひばり、さ」

「黙ってなよ。」

(はい…)



抵抗を辞めてそのまま雲雀さんと長い間口付けを交わす。


幸せすぎてまた夢オチなんじゃないかと自分を疑った。


あとで頬をつねってみようかな。





それでもし…夢じゃなかったら私はもう何があっても
この人についていこう。


嫌われても、また好きになってもらえるようにする。

もし記憶がなくなってしまったらまたこうして認めて

もらえるまで立ち上がる。


たとえ雲雀さんに好きな人ができたとしても…諦めない。


私の好きな人を私は絶対諦めない。


だから雲雀さん…



「早くお嫁さんにして下さいっ」

「それはまだ早い。」



私の愛しい雲雀さんはちょっと不器用で照れやさんです。



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