[通常モード] [URL送信]

小説日和
そうだ京都に逝こう
あれから、家には帰してもらった。否、逃亡した。



まぁ、こんな地味なあたしだ。



学校で追い掛け回されることもなかったし、出会うこともなかった。




なぜ、縛られた状態で逃亡できたかは聞かないでいただきたい。





そして、今あたしは・・・・・・・・・京都にいます。




何故かというと・・・世間一般では、ただいまゴールデンウィーク!!




あたしは、おばさんの経営している、旅館でバイトさせてもらっているのだ・・・





ちなみに、当たり前だが・・・バイトは学校で禁じられている。





だけど、神奈川から京都まで旅行に来ていて、たまたまココの旅館に泊まって、そのお客が、たまたまうちの学校の生徒だってことは、ないだろう。





まぁ、見つかったら・・・頑張ろう。







伯母「凛ちゃん!!今日がゴールデンウィークの最初の日よ・・・決戦日なんだから!!」




『はーい』




伯母「今日の団体さんは・・・あら、中学校だわ」




『へぇ・・・』





いや、地元の中学校ではないよな?だって、家近いのに、金払ってまで泊まらないだろ・・・





てか、中学校ってこの時期修学旅行ってあるの?





伯母「合宿らしいわよ」





心読んだ!?



まぁ、それは良いとして・・・・




公立より、私立だろう。てか、私立でも旅館に泊まるの?




まぁ・・・立海でなければ・・・





伯母「あらぁ!!神奈川の学校らしいわよVv」





え・・・・・





伯母「知ってる子いるかしらね?」




『いや、知ってる人いたら、逆にいけないからね?』







   

[次へ#]

1/4ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!