小説日和
バスの中
顔をペチペチと叩かれる。
もっと寝かせてよ・・・。
うっすらと目を開けると、銀髪が見える。
仁「起きんしゃい」
丸「もう、降りる時間だぜぃ」
切「ねんねの時間は終わりだぜ」
幸「そろそろ着くからね」
みんなに覗き込まれる。
仁「まだ眠いんか?」
そう言って、優しく頭をなでてくれる。
この手は・・・
『にぉせんぱい?』
目を擦りながら、体を起こす。
丸「今のは・・・」
仁「反則じゃのぅ・・・」
『ぅ?』
反則?
何が?
眠気で、頭が回らない。
愛「凛は相変わらずね・・・」
幸「どういうこと?」
愛「寝起きは、子供みたいになるんですよ」
幸「へぇ・・・」
空気が和やかになっていった。
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