風紀委員長さん!
4(side蓮一)
私の了承を得るなり手首を掴まれてクズに連れられ向かったのは先程私がファンクラブの者と交わった場所とは別の空き教室だった。
手首も痛いわ空き教室に押し込められるわで扱いがなっていない。
相手に向き直り睨みつけると同時に聞こえたのはガチャリと扉を閉める音。閉めても別に逃げること等しないのだが...
そんな思考を巡らせていればクズはいきなり私を押し倒した。あまりに急だったので背中を強打する。
「いっ...」
痣が出来たらどうしてくれる。
「は、この眺め最高...」
私を見下ろしながら鼻を荒くするクズが気持ち悪くて悪寒が走った。よくもこう顔を崩せるものだな。
クズは相当溜まっているらしく、私の制服を瞬時に脱がせた。スピードからしてこういうことには慣れていると伺えるな。
下着をズボンごとずり降ろされ、私の下半身が露わになる。元々先程の口付けで反応していた私の自身は、下半身だけ裸体というなんとも恥ずべき状況に卑猥だからか勃起の度合いが増した。
やはり性器というのは従順だ。
それを見て口角を上げたクズはパクリと私の自身を咥え込んだ。
「ッは..」
ねっとりとした口内の粘膜に堪らず吐息を漏らす。
−レロ、ピチャ...じゅぷ、じゅぷ、ぐぷくぷぐぷっ...
「ヒッ、あ、んんッ...ぁん、」
最初は裏筋を舐めるだけの行為がだんだんと激しくなり頭を上下に振り始めた。
口内を出し入れされる感覚が気持ちいい。何より暖かいし粘膜というのが自身に絡みついてくるものだから潤滑がよくなりますます勢いを増して行く。
−じゅぽじゅぽじゅぽじゅぽッ!!
「んぁあ、も、達く、離..ぁあ!」
与えられる快感に慣れていない私の射精は早かった。離せ、と言えないまま白濁を放った。クズが私が達するのにあまりに早くて驚いたらしく口を離してしまっていて私の精液はクズの手にかかってしまっていたのだった。
「...れん、お前早過ぎ」
蓮とは私のことか。何故ちゃんと呼ばん。
早過ぎて悪かったな、と言いたいところだが射精後特有のだるさでそんなことは言えずにいた。
「さて、そろそろお楽しみといきますか」
...お楽しみ?
そう口を開きかけたとき、
−クチュッ
「ひぁ!?」
私の後孔に精液を塗りたくられた。
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