風紀委員長さん!
3(side蓮一)
「貴様が下ならな」
私はどちらかというとタチだ。
尻の穴等使ったことがない。だからこいつがネコならば合意の上でしてやってもいいとこの条件を提示した。
「は?俺にネコやらす気かよ...
こういう奴ほどよく鳴くんだよな...」
鳴くとは私のことか。そして恍惚とした表情で見つめるのは勘弁願いたい。気持ちが悪いからな。
「貴様が下でなければこの話は承諾出来ない」
ふ、と蔑んだ視線を向けてやれば相手は歪んだ表情になる。それが面白くてますます笑みを深めると今度は奴が口角を上げた。
気に食わない...何か嫌な予感もする。
「俺の舌テク、味わってみねぇ?」
「ッひ...」
刹那、いきなり私の耳を舐め上げながら低く魅了するような声色で囁いてくるものだから思わず短い悲鳴を上げ肩を震わせてしまった。
そしてそれを見せつけるようにチラリと口内から覗かせている赤い舌にまたしても私の自身が反応した。不甲斐ない...が
この舌で自身を刺激されたらどんなに気持ちがいいことだろうか。することはあってもされたことはそうない。
加えてされた奴らは皆快感に堕落した表情をしていした。それ程気持ちがいいんだろう。
「...、わかった」
私はその誘惑に負けてしまった。
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