[携帯モード] [URL送信]

秋桜の小説
ストバス
黄瀬side

俺は黒子っちに
謝るのと自分の気持ちを伝えるために
誠凛のみんなを探した。

すると、
ファミレスに今にも死にそうな顔した
誠凛バスケ部がいた。
中に入ろうとした時
ちょうど黒子っちが出てきた。

「黄瀬くん…」

「黒子っち ちょっと話ししないっすか?」

「はい。」



黒子side

いつも来ている公園に着きました。

「まず、黒子っちに謝らなきゃっすね。」

黄瀬くんは僕の頭に触れて
悲しそうな顔で撫でてきます。

「黒子っち。怪我させてごめんっす。」

「これは仕方ないですよ。事故ですから。」

「そう言うと思ったっす。
あと、中学の時の事なんすけど…
あの時自分の能力に混乱してて、それに黒子っちの
友達にも嫉妬してそれが重なって…
結果的に黒子っちを傷つけた。

今日黒子っちと試合して
昔のプレイを思い出したっす。」

黄瀬くん…

「それとダメ元で黒こっちに
伝えたいことがあるんすよ。」

「なんですか?」

「俺とまた付き合ってほしいっす。」

「えっ…」

「黒子っちを傷つけた事は許して欲しいとは
思ってないっす。
でも、俺には黒子っちしかだめなんすよ。


傷つけた分今度は幸せにするよ。

だから俺のそばにずっといてください。」

「…」

「ダメッすか…?
それとも火神っちともう付き合ってるとか…?」

「なんで火神くんと僕が付き合ってるんですか?」

「なんかいい雰囲気だったから…」

「もっと僕のことを信じてください。
僕はそんなに危ういですか…?」

「違うんすよ…黒子っちモテるから
黒子っちを信じないんじゃなくて心配なんすよ」

「安心してください。僕は一途ですから。」

「そ…それってOKって事っすか?」

「はい…本当に幸せにしてくれますか?」

「もちろんすよ!!」

「でも、僕は奇跡の世代を倒す事が優先ですから、
あまり構ってはあげられませんが…」

「その分 俺が会いにいくっす。
それに黒子っちたちにリベンジも果たさないとね。」

「望むところです。」

僕と戦ったことで黄瀬くんが元に戻って良かったです。
それに、僕 黄瀬くんにもう嫌われてると
思ってましたから
付き合おうって言ってくれて涙が出そうでした。

「おい 黒子ー!お前一人でどこほっつき歩いてんだよ
皆揃わねーと帰れねーだろ!」

「火神くん。」

「火神っち。」

「黄瀬じゃねーか。勝手に黒子つれてってんじゃねーよ」

「いいじゃないっすか。少しぐらい…」

黄瀬くんと、火神くんが何か言い争っている間に
ストバスのコートが騒がしくなってました。

喧嘩してますね。止めに行かないと。



[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!