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秋桜の小説
帝光時代 (黄黒)
黒子side

最近、青峰くんの様子が変です。
調子がよすぎるんです。
それに他の皆も…

青峰くんなんかは
自分自身が強すぎて練習にさえ出なくなり始めてます。

黄瀬くんもどんどんバスケが
強くなってきています。

いつも笑顔で駆け寄ってくる彼も
変わってしまうのでしょうか。
そう思うと怖いです。
だから
思い切って黄瀬くんとの帰り道
相談しました。

「じゃあ 俺が傍にいるっす!一人にさせない。」

黄瀬くん最近勘違いさせるような
言い方をしてきます。

「勘違いじゃないっす!
俺は黒子っちが好きなんすよ
だから一人にさせないっす。」

その言葉は凄く嬉しくて
とても安心しました。

なので僕も気持ちを告白して、
付き合うことになりました。

「俺、黒子っちと両想いなんて幸せっす!」

「だからって人前で堂々と手をつなぐなんでて…」

「じゃあ こうすればいいっしょ!」

黄瀬くんは繋いだ手を
制服のポケットに入れた。

「//…そうですね。」

温かいです。このまま離して欲しくないですね。


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黄瀬くんと付き合い初めて
数ヶ月。
もう3年生になりました。

青峰くんは
もう僕のパスは受け取ってはくれません。
他の皆も個々の力が強すぎて
チームプレイは無くなっていました。

それでも僕がバスケを続けてるのは
荻原くんの約束と
黄瀬くんが居るからです。

「黒子っち。最近元気ないっすね。大丈夫っすか?」

「はい…」

「そんな泣きそうな顔しないで
俺の前では我慢しなくていいっすよ。」

「黄瀬くん…」

「黒子っち」

「んっ…ちゅ…はあ…ふっ…ん」

黄瀬くんは僕に優しいキスをしてくれました。
そして抱きしめてくれました。

ぎゅっ

「俺がいるから…!」

黄瀬くん…どうか君だけは。


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