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駄文
何故 (親就) 就視点
『お前…寂しいと思ったことはないのかよ。』

あの男が言った言葉がまた我の頭に浮かぶ。

我が……寂しいだと? ふっ……貴様に何がわかる。

それなのに何故だろうか…頭から奴のことが離れない。

何故なのだ?長曾我部……。

我は我の国を守るため兵を駒と思うようになった。 いや、思うようにしている。

でなければ国は守れない。全ては我の手の内にある。

そう信じてきた


それなのに………

貴様のことを考えるたびに 信じてきた考えが消えようとする。

何故なのか我にはわからない……


貴様に瀬戸内で会うたびに胸にチクチクとした痛みがはしるようになる……。


何故貴様はそのような目で我を見つめる…
我を見て寂しそうだと同情してるのか!?

『同情なんかじゃねぇよ』

その右目で我に何をいいたいのか理解出来ない……



貴様に会うたびに我の何かが壊れていく……
それでも会いたくなるのは……何故?


その答えを知るため
我は今日も瀬戸内海へ船を向かわせる。


あきゅろす。
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