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オリジナルSS

 
「っ、は…父さ…はや、くっ」

「まったく、克は堪え性がないね」

クスリと笑みを溢すと、克の窄まりに指を滑らせた。
先ほど放った精液のおかげで滑りをよくしたそこはすんなりと春樹の指を受け入れていく。

「ぁ、はっ…と、さん…」

「可愛いよ、克。すごく淫らだ」

愛しそうに囁き、汗ばんだ克の首筋に舌を這わせる。
敏感になった克の体はそれだけで過剰な反応を示していく。

「も、指じゃ…やだぁ」

「あぁ、射れてあげるよ」

春樹ももう限界で、早急に指を引き抜くと、そこに己の性器を貫いた。
大人の春樹の性器は克のなんかとは比べ物にならないくらい大きく、裂くような圧迫感に克は眼を見開いて息を詰める。

その手は春樹の背中に回され、痛みを紛らわそうと必死に縋りつく。

「ほら、全部入ったよ」

「っ、ぁ…ほんと、だ」

ひとつに繋がった嬉しさに笑みをこぼせば、春樹も同じように微笑み返してくれた。
それが嬉しくて、克は自ら唇を重ねてやる。

「ン、ふっ…」

「んっ…克。あんまり可愛いことするな。止まらなくなる」

「いいよ。いっぱい無茶苦茶にして」

「っ…アホ。射れただけで痛がるくせに生意気言うな。ほんとに無茶苦茶しそうになるだろ。俺は別にお前に無理させたいわけじゃないんだ。優しくしたいから…あんま煽るようなこと言うな」

初めて聞いた春樹の本年。
自分のことをこんなに思っていたなんて、克は初めて知った。

「父さん…好き」

溢れる気持ちを抑えられず、再び自ら口付けを交わしていく。
今度は舌を絡める激しいキスを――。

END


*あとがき*
甘過ぎるかも。(笑)
こんなラブラブ親子大好きです!

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2011/06/15
神奈樹リン

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あきゅろす。
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