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オリジナルSS

上森小学校に通う六年の村田まことは補習の為、一人教室に残されていた。

今日あったテストで凄い成績を叩きだしたまこと。
もちろん、悪い意味での凄い、だが…。
彼の今日のテストは五点だったのだ!

「はぁ〜…」

誰も居ない教室にただ一人。
算数のドリルを机に開き、片手に鉛筆を持っていた。

だが、まことはドリルをするわけでもなく、手に持った鉛筆を指でくるくると回して遊んでみる。

担任の高杉亮一(たかすぎ りょういち)は会議の為、遅れてくるらしい。

それまでに算数ドリルの七ページまでやっていろ、と言われて三十分。
未だに一ページ目を開いていた。

「ったく、こんな難しいのに七ページも出来るわけねーだろ。亮ちゃんのバーカ」

本人が居ないのをいいことに、まことは言いたい放題だ。

「誰がバカだと?」

ドアが開く音が聞こえたかと思うと、すぐさま聞き慣れた声が聞こえてきた。

ほぼ毎日のように聞くこの声は──間違いない。

「亮ちゃん」

そう、まことの担任であり──恋人でもある高杉亮一だ。

まことと眼が合うと、亮一は教室の中へと足を踏み入れた。

「まこと。随分と言ってくれたな」

「いや、あの…」

顔は笑っているものの、亮一からは怒りのオーラが出ていたのをまことは感じていた。

「そんなまこと君には特別授業をしてやらないとな」

「特別…授業!?」

算数ドリル七ページだけでも難しいのに、この上更に授業だなんて──まことは絶望感に襲われる。

そんなまこととは裏腹に亮一はとても楽しそうな顔をしていた。

「じゃあ…」

開いていたドアをガラッと締め、鍵も掛けると、まことの方に歩み寄る。

「ちょ、待って待って! これ以上勉強したら死んじゃうよ!」

「大丈夫。勉強は勉強でも身体の勉強だから」

「身体、の…?」

「そう。ちなみに、実技でね」



机を何個かくっ付け、まことの身体をその上に押し倒した。

当然のことだが、まことは手足をバタつかせて抵抗する。

「亮ちゃん!? 何すっ──んぅ」

文句を言ってやろうと思ったのに、それよりも早く、まことの唇は亮一のそれによって塞がれてしまった。

たった数秒のキス。
だが、それはまことにはとても長く感じられた。

「何って…大人のお勉強」

そう言って笑ってみせる亮一。
まことはそれに少しばかりの恐怖を感じる。

「まさか…ここでエッチするんじゃないよね…?」

いくら亮一でもここは学校。
冗談だろう、とまことは小さな期待を抱く。

「そのまさかだよ」

だが、躊躇いもなく言ってのける亮一に、まことの淡い期待は打ち砕かれることとなった。

まことが戸惑っていると、亮一の手がまことの服の中へと侵入してくる。

「あ、や…っ」

服の中で直に触れる亮一の手がいやらしく暴れ回る。
その動きに翻弄され、まことの頬がだんだん赤く染まっていった。

本当は嫌なはずなのに、身体は素直に感じてしまう。
そんな自分を、まことは恥ずかしく思えた。

「亮ちゃ…も、下も…」

普段から亮一に慣らされた身体はちょっと触れられただけでも反応をみせる。

本当はこんな場所でなんて、やめてほしいはずなのに、もっとしてほしくて下半身が疼いてしまう。

「学校でなんて嫌なんじゃなかったか?」

「っ…意地悪。…ちゃんとっ…シてよ」

早く触れてほしくて、自然と腰を動かしていた。

「ほんと淫乱な小学生だな。まぁ、まことをこんな風にしたのは俺だけどな」

最初はなんにも知らなかったまことが自分の手によっていやらしく変わっていく。
そんなことに亮一はなんともいえない優越感のようなものを感じていた。





まことの身ぐるみを総て剥ぎ取り、窄まりに指を入れて掻き回す。

「そろそろいいかな?」

「うん、亮ちゃ…早く…」

じっくり慣らされたそこはすぐにでも亮一のモノを受け入れられそうだ。

まことの中に入っている指を引き抜き、代わりに亮一の昂ぶったモノをあてがった。

「じゃ、射れるよ?」

汗で額に貼りついたまことの前髪を掻き分け、そこにキスを落とし、優しく問い掛ける。

これから行われる行為を考えたら少し恥ずかしい。
だが、そんなことよりも早く亮一がほしかった。
恥ずかしさを我慢し、まことは小さく頷く。

それを確認すると、窄まりに少しずつ自身を埋めていった。

「は、ぁ…りょ、ちゃ…」

小学生の小さな窄まりに大人の性器が入るのだから相当キツい。
それでなくても本来そういう目的で使わないところなだけに負担は相当だろう。

「まこと、痛くないか?」

「ん、だい、じょ…ぶ、ぅ」

内壁を擦られる度に熱が増してくる。
それが心地よくて身体中がふわふわした気持ちになった。

もう、学校でこんなことをしてどーしよ──とか、後のこととか、どうでもよくなってくる。

与えられる快感の中、まことはこんな特別授業もたまにはいいか、と思ってしまっていた。
*END*



*あとがき*
ここまで読んでくれてありがとうございました。
めっちゃ駄文ですみません…。
途中から「何書いてんだ、自分」とか思ってました。
次はちゃんとしたのをお書きします!
よかったら感想とかくれると嬉しいです★
ありがとうございました!
執筆:2010/05/16
神奈樹じゅん

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