企画 1 「ぁ…ン、ぅっ…」 食卓のテーブルには似合わない裸の男二人。 ここの家主──遠宮市人(とうみや いちと)の手には生クリームが塗られていた。 それを恋人である仲夕介(なか ゆうすけ)の体に広げていく。 まだ小学生の幼い体はあっという間にクリームまみれになっていた。 それを見て、市人は満足気に微笑む。 事の発端は些細なことだ。 クリスマスだからケーキを作ることにした二人は、キッチンでスポンジを焼いたり生クリームを作ったりしていた。 その時、市人の中に少しの悪戯心が芽生えたのだ。 少し遊ぶだけだった悪戯は徐々にエスカレート。 今の状況に至ってしまったというわけだ。 「すごいね、夕介。まるでケーキみたいだよ」 「ゃ、ぁ…」 「嫌じゃないでしょ? 夕介のここはもっとって言ってるよ」 体をまさぐっていた手を下に下ろし、昂ぶった夕介のモノを包み込む。 少し触れただけなのに、夕介のそこからはいやらしい液体があふれだしていた。 「あっ、ん…っ」 「夕介はほんと…すごく可愛い」 こんな幼い子にこんなことをしていいのか、と最初こそ悩んだものの、もう二度と手放せない。 放したら最後、自分が壊れてしまうような気がした。 それほどまでに依存するなんて、と市人は頬を緩める。 「な、に…笑ってんの…」 「いや、夕介が可愛くて、つい」 「〜…ばか」 市人の言葉が恥ずかしかったのか、腕で顔を隠してしまった。 それでも真っ赤に染まった頬が隙間から、ちらっと見える。 可愛いから言わないでおこう──。 END *あとがき* クリスマス過ぎました…。 しかも、めっちゃ駄文!(笑) すみません。 読んでくださり、ありがとうございました! 執筆:2010/12/28 神奈樹じゅん [戻る] |