サブBLSS
2
「謝るようなことしたの?」
「っ…」
あからさまに不機嫌な表情をする和希に、啓太は言葉が出てこない。
「謝るようなことしたのかって聞いてんだよ!」
啓太が何も言えないでいれば、怒ったように声を荒げた。
それにまた、啓太は体を震わせる。
いつもの和希じゃない気がして、それが怖くて、何も言えなかった。
「なら、隅々まで調べてやるよ」
「ぇ?──あっ」
どう説明しようか、と頭を働かせていると、突然視界が歪み、体が宙を舞う。
少しの衝撃と共に、啓太の体はベッドに倒れ込んだ。
啓太はさっきのこともあり、抵抗しようとするが、その行為が和希を怒らせてしまう。
体をまさぐる和希の手を退けようとするが、びくともしない。
その間にも和希は体を隅々まで撫で上げていった。
「ん、ぅ…ぁ…っ」
窄まりに指が二本埋められ、中を解すように掻き回す。
啓太の口からは甘い声が絶え間なくこぼれおちていった。
END
*あとがき*
啓太が中嶋さんに襲われて、和希を怒らせるってのを書きたかったんですよ。
楽しんでくれたなら、嬉しいです!
執筆:2011/02/18
神奈樹じゅん
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