サブBLSS
寝込み(沖土)
甘微エロ
スヤスヤと寝息を立てている土方十四郎の元にひとつの影が忍び寄る。
もう真夜中だというのに土方の部屋まで尋ねてくる人なんて一人しか居ない。
音を立てないように土方の隣に腰を下ろし、はだけた胸元に手を這わしていった。
いやらしいその手つきに、寝ていた土方は一瞬で眼を覚ます。
さすが真撰組副長とでも言うべきか。
「なっ! おまっ、何してやがんだっ」
「土方さんの寝込みを襲いに来たんでさァ」
全く悪怯れた様子もなく言ってくる沖田総悟を睨み付け、土方は再び布団の中に潜り込んだ。
総悟は自他共に認めるドS。
無理に怒れば、面白がってもっとやってくるに決まっている。
ここは無視が一番だと考えたのだ。
「んなことして…俺を怒らせる気ですかィ」
別に怒らせたいわけじゃない。
でも、土方が何を言っても総悟は聞かなかった。
布団を無理矢理剥ぎ取り、少し乱れていた浴衣を左右に大きく開き、白い肌を露にさせる。
そこに唇を当て、ちゅっと吸ってやれば、土方の口から甘い声が漏れた。
「ぁ、んぅ…」
いつも総悟によって慣らされた身体は、ちょっとした刺激にすら反応してしまう。
少し悔しい気もするが、結局は流されてしまった。
*END*
*あとがき*
寝込み襲う辺りがドSっぽい!ぇ
執筆:2010/11/26
神奈樹じゅん
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