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サブBLSS
変わらないもの(ゾロル)
甘エロ/二年後

仲間と離れ離れになってから二年。
ようやく再会した仲間達は皆どこかしら見た目が変わっていた。
その中でも一際ルフィの眼を惹き付けたのは一番会いたかった男。
二年前よりも逞しくなった恋人の姿だった。

「ゾロ…」

話したいことはたくさんあるのに、言葉が全くでてこない。
おかしな話、今は何かを話すより、体が熱を欲していた。
二年という期間はあまりにも長すぎて、ようやく会えたことに体は素直に彼を求めていく。

「ルフィ、中に行こう」

「あぁ」

ゾロに言われるがまま、ルフィは彼の後を追い掛けた。
そこは懐かしいベッドが置かれた部屋で、ルフィは頬を真っ赤にする。
ここで幾度となくゾロと体を重ねた記憶が、リアルに頭の中に浮かび上がってきた。

「ルフィ、話したいことはたくさんあるが、今は我慢できねぇ。二年ぶりに抱かせろ」

「俺も…ゾロが欲しい」

今まで数えるほどしかしたことのない自分からキスをするという行為が、今はなんの躊躇いもない。
ただゾロの唇を感じたくて、あとは無我夢中に啄んでいた。
大きくて温かなその感触に、ルフィは完全に酔いしれていく。

またトレーニングでもしていたのか、少し汗臭いゾロの匂いが鼻を掠めた。
相変わらずだな、と思っていると、服に彼の手が触れ、あっという間に身ぐるみを剥がされる。
ズボンにシャツ一枚を羽織っただけのいつもの服装だった為、キスの傍らでも簡単に脱がせられた。

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