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復活BLSS

 
「うそつき」

「え?」

「今居たのは山本だろ?」

「ぁ…」

さっきのを見られていたのか、と綱吉は息を飲んだ。
いくら事故でも、山本に抱きついていたのは事実。
もし雲雀に誤解でもされたら…と思うと、涙がこぼれてくる。

「泣くってことはやましいことでもしてたの?」

「ちがっ…」

否定したいのに涙が邪魔をして、うまく言葉を紡げなかった。
それがよけい誤解を生んだのだろう、綱吉は抵抗できないままに押し倒されてしまう。

机の上に乗っかった綱吉の腕を頭上で固定し、素早くネクタイを抜き取った。
服から離れたそれを掴んでいた腕に巻きつける。
固く結ばれた為、綱吉がどんなに暴れてもネクタイはびくともしなかった。

「あんまり抵抗すると酷くするけど?」

「っ〜…」

そう言われてしまえば、綱吉はもう抵抗をやめるしかない。
綱吉が大人しくなったのを確認した雲雀は手を綱吉の服に掛け、あっという間に脱がしていった。

感情とは裏腹に、その存在を主張している綱吉の性器を軽く扱いてやれば、簡単に溺れてしまう。
ここが教室だとか、誤解を解かなければとか、そんなことなんて、もう綱吉の頭には残っていなかった。

「ぅ、ン…ぁ、っ…」

「君は僕の居ないところで他の男に抱きついていた。これは浮気だよね?」

「ちが、っ…」

浮気だなんてとんでもない。
雲雀がそんな誤解をしていること自体、悲しかった。

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