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復活BLSS

「極限ー!」

「うるさいよ」

早朝から大声を張り上げている芝生頭は笹川了平だ。
夕べの行為の名残か、体には何も纏わず、その至るところに赤い跡が残されていた。

「ヒバリー! お前もいつまで寝ておるのだ!」

まだ眠そうな恋人の布団を剥ぎ取ってやる。
すると、朝の冷たい風に体を曝された雲雀恭弥は了平同様、服を纏っていなかった。

「まったく…君はほんとに暑苦しいんだから。夕べの可愛さはどこに行ったんだか…」

「なっ…!」

雲雀の言葉に、つい夕べの行為を思い出してしまう。
たった数時間、この部屋で行われたことが、妙に恥ずかしい。

『ヒ、バリ…ンぁっ…』

ベッドに了平の体をうつぶせに寝かせ、後ろから突き上げれば、普段の彼からは想像できないほどの姿に、雲雀は優越感を感じていた。
女のように柔らかくもない男の体。
それでも了平にだから、つい欲情してしまう。

『ぁ、あ…ン、ふぁ…』

『いいね…もっと啼いてよ、了平…』

『ひ、ば…あ、っ…んああ…っ』

あんなに可愛かった了平はどこへやら。
このギャップはなんだろう、と雲雀は少々ため息を吐いてしまう。

「まったく…君って人は…」

それでもそのギャップが可愛いと思うのは恋人の欲目だろうか?

END



*あとがき*
友達リクエストのヒバ了。
ビミョーですみません。(笑)
執筆:2011/01/15
神奈樹じゅん

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