アビス小説(短編)
今の目標と次の目標(ルーク)
夜、一人になるといつも己の両手を見つめる。
(俺・・・・この手で多くの人の命を・・・っ)
皆には忘れろと何度も言われた。
忘れられないのなら忘れるぐらいの努力をしろとも・・・・
夜は最も感傷に浸りやすい、と聞いたことがある。
自分を客観的に見るとその話が事実だと素直に頷ける。
それがまた悲しい。
自分がレプリカだったことよりも、
尊敬していた師匠に裏切られたことよりも、
何より、自分が今までやってきたことを思い出すと悲しくなる。
(皆には迷惑かけっぱなしだな、俺・・・・)
そっと目を閉じ、自分のオリジナルを思い出す。
(あいつ・・今何してるんだろ)
協力しようと何度も誘った。
それらはことごとく断られた。
理由はわかっている。けど、あきらめきれない。
(あいつに認められるまでは自分探しが進まないような気がする)
あくまで直感だが、これが今の自分の目標。
同じ顔なのに、あいつは何でも知っていて、それを活用させる術もわかっている。
その事実が余計に自分の闘志に火をつける。
(アッシュに認めてもらって、一緒にヴァン師匠を倒すんだ)
・・・・・・・・・・・協力して。
それがいつになるかはわからないけど、いつか認めてもらう。
それまでは絶対に死ねない。
絶対に。
そして、ルークはゆっくりと意識を手放した。
〜あとがき〜
しょっぱなからシリアスでごめんねー
ギャグは苦手なのー(と、言い逃れしてみる)
最初らへんはアッシュのことをあいつあいつと言っていた
自分を憎む。
アッシュはアッシュで似たようなことを思って毎日寝ているんだな!
と、管理人は思います。(どうか聞き流してください)
まだまだ書き方が下手ですけども、これから頑張っていきます!
いずれはギャグも!・・・書きたいな〜と、思います。
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