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小説
君を好きになれない理由※
別に、慎吾の事は好きじゃない。
かと言って嫌いでもない。普通と言っても良いほどの好意を持っている俺。今でも慎吾の顔を見ると、高鳴る心臓の音がバクバクと聞こえる。うざ慎吾の事が、俺は好きだ。でも素直になれない。ついいつもの癖でツンデレが発揮してしまう。
それは自覚しているんだけど…

「良介ちゃんっ♪」

いきなり、慎吾が俺の背後から抱きついてきた。此処は公園なのに人前でイチャイチャする奴はいねぇだろ…

「愛してるよハニー♪」

「…………」

ノーコメント&スルー。行ってきますのキスとお帰りなさいのキスをさせられてる俺らってまるで結婚ホヤホヤな夫婦みたいだな…。裸エプロンを着て料理をしても、ヤりまくってたし…

「ねぇ良介ちゃん、また裸エプロン着てくれるぅ?」

「は?何で…」

「ヤりたいから」

…ん?今コイツ、真顔で性行為を求めてこなかったか?
まぁ…今日も料理担当は俺だし、裸エプロンを着るか……










「あッ、っ…ふぁっ、ぁ////」

俺は予想通り、四つん這いになって慎吾のを突き上げられている。その為か慎吾のが大きいのが分かった。

「良介ちゃん、どこが気持ちいいか言ってみて?」

耳元で甘く囁かれ、俺の身体はビクンと震える。

「ふぁっあ…んぅ、っ…前立腺っ…あッ、慎吾ので擦れて、気持ちいっ…あっ、ひぁっあぁ!」

いつの間にか俺は慎吾より先にイッてしまった。身体中を痙攣させて、ぐったりと倒れる。しかし慎吾はそれにも関わらず、奥を突き始めた。

「ぁあっ、ん…ふぁっあ…んッ、しん、ご…イッた、ばかりにゃのにっ…らめぇっ/////」

「僕はまだ、イッてないよ?」

今の俺の顔は、もしかしたら猫みたいな顔してるかもしれない。気持ち良すぎて、気を失いそう…

「んっ…良介ちゃん、僕もうイきそう」

「んぁ、っあ…ぁ、俺もっ…イくっ…あ/////」

「っく…!」

「ふぁっ、ああぁっ!////」

俺と慎吾はほぼ同時にイッた。慎吾は俺の中に白濁を、沢山奥まで注ぐ。そこで俺の意識は途切れた。







「ん…っ」

どうやら、いつの間にか寝てたらしい。此処は…寮…?

「おはよう、良介ちゃん♪」

俺の視界に入ったのは白い肌に金髪、ハーフみたいな顔立ちしていて、海のような青い瞳が覗き込んできた。
恋人の、慎吾だ。

「…おはよう」

「昨日のセックス良かったn」

「わああああああ!!/////」

その事はもう忘れろ!忘却しろっ!…と言っても、このポジティブ慎吾は一生忘却しないだろうな…
最悪だ。とても最悪だ。でも…一生忘れないというと思ったら、また心臓がドクンと高鳴った。
前までは大嫌いだったのに、今は付き合ってて愛し合っている。
俺は慎吾の事が誰よりも大好きだ。愛してもいる。かなりの身長差だけあって、キスは慎吾が膝かっくんしなきゃならない。なんて事だ。
俺らは人前でイチャイチャする程、バカップルだからな……はぁ。











end

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あきゅろす。
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