躾 1 全部で2000円くらいの買い物を終えて 部屋に戻った 「夕飯の買い出ししとけばよかったな〜」 今は6時過ぎでもうすぐ夕飯の時間だ 「小雪何食べたい?」 先生の部屋のクローゼットから スウェットを取り出してるあたしに尋ねた 「なんでもいいよ〜 あたし作ろうか?」 「うん…けど材料があんまない」 キッチンに行き、冷蔵庫を覗くと確かに材料があまりない 「じゃあチャーハンでも作るよ りゅーは休んでて?」 ということで今日の夕飯はチャーハンになった 手際よく材料を切る そしてそろそろ炒め始めようかと思ったところで先生の声 「暇暇暇〜 ねー、夕飯は後でいいからさー 先に小雪を頂きたい」 恥ずかしいので無視していた 「ねー、小雪ちゃん?雪ちゃ〜ん?」 それでも無視していたら いつの間にか後ろから抱きしめられていた 「ちょ…っと! ご飯作れないから離れて!」 「いやだ、今から小雪で遊ぶから勝手に料理してていいよ」 勝手にってなんだよ、と思ったが とりあえず機嫌を損ねたくないから黙っていた [*前へ][次へ#] [戻る] |