[通常モード] [URL送信]
復讐 1

「小雪!」

終礼が終わる時間にヒメ先生は保健室に駆け込んできた


「鍵しめろ媛村」

一方落ち着いている拓海先生


ヒメ先生はあたしを見ると、
ただ一言

全て話せ

と言ってあたしの目を見ながら
両肩をつかんだ


ここまできては話すしかない

あたしは夏樹くんとのことを全てヒメ先生に話した

……もちろんキスのことも……


「ごめ…なさ…
ごめん…なさ…い」

泣きながら何回も謝るあたし


ヒメ先生は歯を悔いしばってあたしを見た

「唇に…跡つけられてる…
夏樹許さねー…」

ヒメ先生はあたしにキスをしようとしたが、
あたしは思いきり拒否した


「だ…め……
あたし…せんせ…裏切っ…た…」

ヒメ先生は何も言わずに無理やり
唇にキスをした


「裏切るとかじゃないだろ、拒否すんな
なんで黙ってたんだこのばか女!

退職なんて全然気になんない
たとえ退職になったとしても夏樹を潰す!」


ヒメ先生の言葉を聞いて安心した

嫌われると思っていた
絶対に嫌われると思っていた



「嫌わ…ない…で……
あたし…にはヒメ先生…だけなの…
嫌わないで……」


「奥美、多分媛村にそれ以上言うとここで犯されるぞ…
大丈夫だ、媛村はお前に心底惚れてるから」



[*前へ][次へ#]

56/102ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!