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破る 5

「3Pか、おもしろそうだな」

ニヤニヤして話すヒメ先生
悪魔だ……


「さ…3Pなんてやらない
てか部活もうそろそろ戻ったら?」

未だ少し冷たい態度のあたし
なんとなくまだ勘違いを認めるのが恥ずかしいという出来心からだ


「お前今日一緒に帰るからここにいろよ?
先帰ったら本当に明日歩けないと思え」


恐ろしい言葉を残して部活に戻る先生

怖すぎる……


「ね…、あたし完全にヤバイよね…?」

一方の拓海先生は気にしていない様子


「勘違いしたお前が悪い
頑張れよ
媛村かなりヤるの上手いんだろ?」


……上手いんだろうか?
ヒメ先生が初めてだから
よく分からない

首を傾げて先生を見る


「分からない、
だってヒメ先生としかヤッたことないし」


拓海先生は目をスッと細めてあたしを見た


「ふ〜ん…
まあ俺のが上手いと思うけどな

体験したくなったらいつでもどうぞ?」

「〜〜〜ばか!!」


拓海先生は本当に他の生徒とあたしとの態度が違う

他の生徒には明るいおちゃらけた先生なのに
あたしには意地悪で…


でも正直その扱いが、

他の生徒とは違う

と言ってるみたいで少し嬉しかった



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あきゅろす。
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