カミングアウト 1
先生「悪い、遅くなった」
ヒメ先生の登場にみんな固まった
まあ確かに普段のヒメ先生は怖いから固まるのもは無理ない
……が、今からのヒメ先生はりゅーに戻り
優しくてヤキモチ妬きな子供に変身する
明らかに人員オーバーを軽く無視して
車に乗り込みあたしの第一声はこれ
「みんなそんな緊張しなくて平気だよ
りゅーは普段学校とは違って、かなり優しいし
子供だから」
みんなはポカンとしている
まあいきなり怖い人が実は優しいと言われて理解できるわけがない
りゅー「俺ん家飲み物あったっけ?」
あたし「オレンジジュース確かあるよ
あとコーヒーあるから大丈夫だって
あ…ココアもこの前左の棚に入れておいた」
りゅー「ココア?いつの間に…
てか言ってから入れてけよ
まあココアは飲まないけどな」
みんなは、あたしと先生の会話に少し緊張がほぐれた様だった
そして家に着いた
先生「小雪、飲み物の準備頼む
お前らはそこ座っていいから」
あたしが飲み物を準備して行くと
みんな正座をして座っていた
先生「いきなりだけど本題に入る
実は俺と小雪、付き合っているんだ」
坂村さん「やっぱり…」
かれん「小雪、どうゆうこと?
意味分かんない…」
みんな軽くパニックを起こしてる様だ
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