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バレた 1

そんなこんなで冬休みが終わり、
学校が始まって2週間程たった休日のある日…



相変わらずヒメ先生と数学教員室で会っていた


先生との内緒の関係を続けて半年以上たってたし、
数学教員室は人通りがかなり少ない廊下にあったので

完璧油断していたあたしと先生



普段通り教員室を先生といつもの別れの言葉を言いながら出てきた


「今日も弁当サンキュ
うまかった」

「どういたしましてっ!
じゃあまた後で」


振り向いて教室に戻ろうとしたら
見覚えのある顔…

坂村さんだ
(注:先生とのリアル1の報告を参照)



「は…?あれ…?
奥美…と媛村先生…?」

全く訳が分かってない坂村さん


「なんで…?
てか…、え…?」

完全にバレた…


すると先生が坂村さんに言葉を発した

「坂村、放課後もう1度ここへ来い…
とりあえず今は誰にも話すな」


坂村さんはどうしていいのか…
という顔をして教室に戻って行った



「ヒメ先生…どうしよ…」

半泣きのあたし
バレたら困るのはあたしじゃなく先生だ


「…坂村はお前の友達だろ?
性格は調子乗りだが中身はいいやつだ
誰かれかまわず話すようなやつじゃない

……それより……
やはり話したほうがいいか」



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あきゅろす。
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