初詣 1
クリスマスはこうして過ぎ、
いよいよ大晦日となった
相変わらずあたしの家は大晦日は家族と過ごす決まりだったので家にいた
大晦日に4人で紅白を見ながらおソバを食べた
そして新年1月1日、
先生と昼少し前から地元の神社に初詣に行った
まあ着物は着なかったが〜/(^O^)\
「りゅー、明けましておめでと」
「こちらこそ明けましておめでとう」
新年ならではの挨拶をした後手を繋いで本殿へ…
多少混んでいるが2人なら気にならない
「小雪は何をお願いするの?」
願い事…
あたしの願い事はただ1つ
大切な人からもう2度と棄てられないこと
しかしこんなこと先生には言えない
「ん〜…毎日幸せに暮らせることかな?
りゅーは何をお祈りするの?」
「俺は来年も再来年も1人も欠けずに全員を卒業させること」
なんとも先生らしい発言だ
うちの学校は基本的に例外の人以外は3年間クラス替えがない
よって今のクラスの生徒をヒメ先生はもう2年担当する
「叶うといいね!
まあ怖い怖いヒメ先生のクラスで赤点取る勇気ある人いないから大丈夫…」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!