密かな夢 あたしの誕生日が終わり、 その後無事テストも終わって いよいよ冬休みとなった 冬休みのメインイベントは クリスマスだ しかもクリスマス・イウ゛は2人にとっての1年目の記念日でもあったので、 かなり力が入っていた クリスマス・イウ゛当日、 午前中は登校日で学校があり その後先生が帰ってくるまで先生の家をクリスマスツリーや飾りで装飾した 2時間程したら、先生は会議などを終わらせてから夕飯の材料を買って帰ってきた 「小雪、ただいまー」 「おかえり」 あたしはツリーに夢中になっていたから、 先生そっちのけでとりあえず返事だけした 「小雪?ただいま!」 「はいはい、おかえりなさい」 なお、あたしはツリーに夢中になっていたので ヤキモチを妬いたのかいきなり後ろから抱きかかえられて、 お姫様だっこの様に持ち上げられた 「ちゃんと…顔見て言ってよ 俺、家に帰ると彼女がいて[おかえり]って笑顔で言ってもらうの夢だったのに…」 ヤキモチ妬きの先生はとてもかわいくて ギュッと抱きついた 「ごめんねりゅー、おかえりなさいっ」 あたしの中でとびきり笑顔で 言ってみた [*前へ][次へ#] [戻る] |