本音 1
結局30分くらい頭をなぜられていた
気がついたら9時すぎで普段ならもう授業だ
「もう授業始まる時間だし…コーヒー冷めちゃったね…」
「とりあえず食べるか
今日は授業特別に少しさぼらせてやるよ」
電子レンジであたしと先生のコーヒーを再度温めてから、
コーヒーとケーキを持ちあたしの部屋に行った
ケーキを食べ始めようとしたら
先生がじっと自分のケーキを見つめている
もしかしたら先生は今日アップルパイを食べたくなかったのかも!
と自己嫌悪に浸ろうとしたとき
「覚えてたんだ…
俺がアップルパイすきなこと」
ニコッと前の様な笑顔の先生をみて、
心なしかいつも厳しい先生の顔が緩くなった気がした
「もちろん…覚えてるよ?
……だって先生がすきなんだもん…」
とりあえず普段とは違い攻めてみた
まあクリスマスっていう状況が後押ししてくれたからだと思いますが…
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