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parallelu
1(刹那side)

「刹那、忘れ物ないだろうな。」

………ティエリアは過保護だ。

「……大丈夫だ。それよりいいのか。生徒会会長が挨拶するんだろう。」

そう、ティエリアは高校2年生にして生徒会会長だ。
首席で学年トップ、容姿端麗、運動神経、すべて完璧だ。
そんなティエリアとは昔から幼馴染であり、俺はティエリアと同じ学校に通うこととなった。

俺は違う学校でも良かったんだが、ミス・スメラギに無理矢理入らせられた。
スメラギ・李・ノリエガは俺とティエリアの保護者みたいなもんだ。
そんな人が理事長だが。

「ああ、心配ない。時間には間に合うから大丈夫だ。」

………ティエリアがそう言うんだったらいいが。

たわいもない話をしてるとあっという間に学校に着いた。

此処がCB学園でこれから通う学校なのか。
それにしたとしても無駄に広くないか???

「刹那、………道は分かるんだろうな。」

ムッ、俺を子供扱いするな。
もう高校生だから道ぐらいは分かる。

それを察知したかティエリアは苦笑する。

「心配なんだ。刹那は一人で行けるかどうだろうな。やっぱり一緒に行こう。」

………だから過保護なんだ!!!!!!
俺は心配しなくてもいいって言おうと思ったが、
ある人に遮られる。

「ティエリア!!!!!!!」

その声は………。






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あきゅろす。
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