parallelu
プロローグ
AM7:30……。
ピピピピーーーー!!!!!!!!
「んっ、眠い………。」
少年はまだ夢の中らしい。
すると部屋のドアがバタンっという音がした。
それでも気にせず寝てる少年だった……。
「刹那!!!!早く起きろ。今日は貴様の入学式だろ。」
刹那と呼ばれた少年はその声に気付いたかのろのろと起きる。
「………ティエリアか。」
刹那・F・セイエイを起こしたのはティエリア・アーデだ。
「はあ……。全く、昔から相変わらずだな。とにかく時間ないから早く着替えろ。」
そう言ったティエリアは刹那の部屋を去る。
………………まだ眠い。
だが、二度寝したらティエリアに怒られる。
そう思った刹那は早く着替え、リビングに向かった。
「飯出来たから早く食べろ。」
どうやら朝食を用意してくれたらしい………。
刹那はミルクで、ティエリアは紅茶を飲んで、一緒に食べる。
これがいつもの日常だ。
しかし、これが近いうちに変わってしまうことにこの時は刹那とティエリアすらも知らなかった……。
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