したっけね とっておきの場所 休み時間、早速悠斗さんに楽しみにしていることを送った。 わくわくして舞い上がるあたし。 自分でも思うけど、あたしってすごい単純… 夕暮れでもう暗くなっきた。 「遥ちゃんお待たせ!!」 「あ、悠斗さんこんにちは」 こんにちはと言う挨拶は不適切なくらいもう夜に近かった。 私服の悠斗さんは、作業着の時と同じくらい、いやそれ以上に格好いい。 思わず見とれちゃう。 家の近くで待ち合わせして、悠斗さんの車に乗った。 もちろん助手席に。 連れていってくれたのは、近くの山だった。 「調べたら、ココなまら夜景が綺麗なんだってさ!」 [←][→] |